(ふにゃおさん作品No6)
ふにゃおです。
連続投稿6回目。
ついに作り貯めたストックがなくなりました。
次回更新時までに新作を完成させなくては!

そんなわけで、今回は、以前掲示板で話題になっていた「あのメカ」の投稿です。
(笑)
以下、勝手に考えたオリジナルストーリーです。

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ガンダム試作型3号機「デンドロビウム」は、局地的戦略の決定的戦力として十
分過ぎるほどの圧倒的火力を搭載した、まさに最終機動兵器であった。
その性能は、ニュータイプでもない士官学校を出たばかりの少尉クラスのパイ
ロットが操縦しても、歴戦のパイロット(例えば、「ソロモンの悪夢」アナベ
ル・ガトーなど)と互角以上に渡り合える物であったとの報告もある。
しかし、量産するためにはコスト的に難しいと考えられていた。
そこで、「デンドロビウムの圧倒的火力を充分に備えた上で、コスト的にも量産
に耐えうる機体の開発」という点に主眼を置かれた、「デンドロビウム量産化計
画」がスタートしたのである。

そして実際に先行ロールアウトの直前まで完成していたのが、形式番号RGM-
79MP03、通称・量産型デンドロビウムである。
この機体の詳細を解説しよう。

まず、機体の「コア」にあたるコントロール部のモビルスーツは、旧来の量産型
モビルスーツ「ジム」がベースになっている。
この「ジム・ステイメン」とでも呼ぶべき機体は、それそのもののスペックは旧
来のジムと何ら変わらないため戦力として若干の不安を残すが、本体から離脱し
て戦闘する機会はほとんど無いとの判断からコストを最優先させたのであった。
また機体自体の形状も、最もコスト的に安価で済ませる為に球形が採用されている。
また「デンドロビウム」で特徴的なウェポンコンテナは16基から3基に減らさ
れているが、主砲とも言うべきメガビーム砲はそのままの形で採用されている。
さらにIフィールドジェネレーターは機体内部に収納される形となり、損傷を極
力防げるようになった。
後部スラスターの数は6から4へと減らされているが、機体の重量が軽いため推
進力自体はそれほど劣っているわけではない。
「デンドロビウム」と比較して火力自体も大きく劣ることはないが、生産コスト
は5分の1以下である。
開発を指揮していたコーウェン准将は、「デンドロビウムが量産のあかつきには
デラーズフリートなど・・・・・」と呟いたと言われる。

しかし、量産される直前にコーウェン准将は失脚し、このモビルスーツの存在も
歴史から抹消されたのである。
実はその後、ティターンズの主力兵器として採用する案もあったのであるが、現
場サイドから「意外と、敵に威圧感を与えることが出来ない。」との理由で却下
となったらしい。
ティターンズの一兵士の言葉を引用すると、「間違ってもボールにだけは乗りた
くねーよ!」ということである。


連続投稿記録更新中です!
今回もかなり良いですね!これならシャア・ズゴックも
かなわないでしょう!^o^
いや〜毎回驚かされます!!自作は何が出るのかな?
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2004.4.22